EDで振り返るニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン 1話~4話

 

ドーモ、皆さんクリスマスも近づくこの季節、いかがお過ごしだろうか。Thyx24です。

ハイテンションで視聴者の気分を盛り上げるタノシイ音楽も有れば、奥ゆかしく視聴者の心にやすらぎをもたらす音楽もある。そんな毎回変わるEDと共にニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンの本編を振り返ってみたい。

なお筆者はシヨンから入りやっと第一部を読み終えたニュービーです。至らぬ点もありますがどうぞヨロシクお願いします。なお以下の文章はアニメイシヨンのネタバレを含みます。観覧には注意。

 

 

第1話~第25話OP 

「BACK IN BLACK」 BOOM BOOM SATELLITES

ドラムのカウントがアニメイシヨンのエントリーを告げる。それから濁流の如く流れ来るサウンドは1話から視聴者の心を鷲掴みしたであろう。サイバーパンクを思わせるエレクトリックな、かつ力強くもはかないサウンドはこの物語を象徴する一曲だ。背景の映像はこの曲からインスパイアされた原作者の書き下ろしエピソード「バック・イン・ブラック」をアニメ化し流している。ワザマエ!

ブンブンサテライツ=サンと翻訳チームの対談もありアニメイシヨン公式サイトから読むことが出来る。是非読んで作曲者お二人の忍殺に対する思いを感じて欲しい。

なおこのOPはアルバム「SHINE LIKE A BILLION SUNS」に収録されておりEDとは違いコンピレイシヨンには収録されていない。注意しよう。

追記:なんとニンジャスレイヤーフロムコンピレイシヨン「伐」に収録された詳しくは

EDを振り返るニンジャスレイヤー スペシャルエディシヨン 8話~13話 - Thyx24’s blog

 を参照にしてほしい。

 

第1話 ボーン・イン・レッド・ブラック

「見ィ~つけた!」獲物を見つけたハイエナめいた声と邪悪な影が視界にフェードインする。マルノウチ抗争で妻子を失ったフジキドケンジは二人の末端ニンジャによって虐げられていた。絶望により誰もが彼の死を覚悟した時、謎のニンジャソウルが憑依しフジキドは復讐の戦士ニンジャスレイヤーへと変貌を遂げる。

フェンダー、スキャッター、ミュルミドンの三人を殺したニンジャスレイヤー。だがそれもこの先作り上げる血と屍の規模からすれば些細な先触れに過ぎなかったのである。

ED「キルミスター」 Boris

アイエエエ!?先程のOPから一変、いきなりFlash映像となったアニメイシヨンにニュービーから重篤ヘッズまでNRSを引き起こせずにはいられなかった。

置いてけぼりの視聴者の耳に流れるのはBoris=サンのキルミスター。実にロックな曲で聴いている側の気分を高めてくれる。「キミは大体想像超えてる」はぐうぜんにも本編とマッチしたフレーズとなった。

 

キルミスターに限った話では無いが、EDの法則として本編に登場したニンジャが背景に映り、死んだニンジャは血まみれになる演出が施されている。これにより小説を読んでいなくてもキャラの生死が分かりやすくなっている(スーサイドやサワタリなど)

また本編終了後にはEDのアーティストを紹介する番組、ザ・TVショウ(別名:実写パート)も放送した。本編の配信が終了した今でもザ・TVショウだけは無料で公開されている。放送当時はアニメイシヨンの出来もありスカム番組と呼ばれ批判の対象であったが、アーティストの貴重な裏話が聞けるのでEDで興味を持ったは覗いてみるといいだろう。

 

 

第2話 マシン・オブ・ヴェンジェンス

「これは恭順のサインか?」黒人ヤクザ、スミスがドゲザでソウカイニンジャ、アーソンに許しをこう。黒人ヤクザですらニンジャは驚異的な存在であり失禁は免れない、マッポーの世においてはチャメシ・インシデント……しかし!おお見よ!そんなニンジャらを狩る者……ニンジャスレイヤーがアーソンの乗り込んだ運転手に変装しているではないか!!

ニンジャスレイヤーはアーソンを撃破。さらにアーソンの救援に駆け付けた戦闘鬼瓦飛行船ブブジマを追いつめる!だがオムラ・インダストリ所属のクラウドバスターとの連携によりニンジャスレイヤーは倒されてしまう。

そんな彼を嘲笑うかのようにナラク・ニンジャがフジキドの身体を奪い見事に復活。クラウドバスターをドウグ社製フック付きロープで殺害、ブブジマを墜落させたニンジャスレイヤー。だが損傷も大きくオールド東京湾でスミスを脅し、闇医者に連れていかせるのであった。

ED 「HALO OF SORROW」 Melt-Banana

激しいサウンドとパワのあるボーカルがナラク状態のニンジャスレイヤーとマッチしている。実際復活する場面でイントロ部分がBGMとして流されていた。アーティストのMelt-Banana=サンは前回のBoris=サンと同じく主に海外で活動されておりニンジャスレイヤーとシンパシーを感じる。

 

 

第3話 ラスト・ガール・スタンティング Part.1

一度飛び降り自殺に巻き込まれ死亡したがニンジャソウルが憑依し復活。アタバキ・ブシド・ハイスクールに通う女子高生ヤモト・コキは先日ヨタモノに襲われた所自らに秘められたシ・ニンジャの力によって殺害する。それからアサリをはじめとするオリガミ部の生徒達と平穏な生活を送っていたが、彼女の前に同じ学園のショーゴ―がヤンク達と喧嘩を起こす。

彼も飛び降り自殺で命を失ったがパンク・ニンジャが憑依し復活。それ以降ニンジャとしてヤンク生活をしていたが、ソウカイヤのニンジャソニックブームに捕まる。無理やりソウカイヤに入れられたスーサイドの初仕事はなんとヤモトのスカウトであった。

ED 「劇場支配人のテーマ」 THE PINBALLS

退廃的な歌詞の背景、踊るようなギター、そして何よりも「アアイエエエエ!!」のシャウトに驚かされる。ニンジャヘッズには堪らない一曲だ。ニチョーム・ウォーを放送していた時期だったのでそちらを思い起こす人も多かった。

 

 

第4話 ラスト・ガール・スタンティング  Part.2

オリガミ部の部員たちとタラバ―歌カニに来たヤモト。だがそこにスーサイドとソニックブームがスカウトに来る。スーサイドがソニックブームに反旗を翻すが無残にも返り討ちに。ヤモトは他のオリガミ部の皆を逃がし一人で挑むもシックスゲイツの前には力及ばず。

その時「ズルズルッ!」とソバをすする不快な音が!ドンブリを持った主人公、ニンジャスレイヤーのエントリーだ!ニンジャスレイヤーとソニックブームの激しいカラテが繰り広げられる。徐々に赤黒の殺戮者に追いつめられるソニックブームだが、二人の前にヤモトが作りだしたフェニックスが現れる。ドウグ社のロープで拘束されたソニックブームはフェニックスの直撃を受け爆発四散!!

その後崩れた屋台街で向き合うヤモトとニンジャスレイヤー。ナラクはヤモトを殺せと命令するがフジキドはこれを拒否。血の涙を流しながらニンジャスレイヤーはヤモトを逃がすのであった。

自室で涙を流すアサリの前にヤモトが現れる。二人は再開の約束をしヤモトはネオサイタマの夜の闇へと消えていくのであった「ユウジョウ!」

ED 「SRKEEN」 8otto

本編の終わりから続くように心地の良いEDが流れる。「スリケンを習え」とまるでニュービーニンジャにイントラクションを授けるかのような歌詞はヤモトやスーサイドにピッタリであろう。ちなみに8otto=サンはドラムボーカルと言う珍しい構成のバンドでアーティスト写真もどこかサークル・シマナガシめいたアトモスフィアを感じる。

PV

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