ラチェット&クランクTHE GMAEをクリアした

4月15日くらいから進めてたラチェクラのリメイクを終わらせた。

         

  ラチェット&クランクシリーズは5までやって後はご無沙汰だけど、昨年PS4でリメイクが出たのでやってみた。

映画版のストーリーをなぞりつつ、ステージは(一部)そのままに、システムなどが改善され遊びやすくなっている。

だが映画版ありきのゲームなのでややボリューム不足だったり、1のストーリーに大幅な改変がなされていて、人によっては「えぇ~何この展開」と思うかもしれない。

 

 個人的にはラチェットの毒の無さと、BBBの扱いが気になった。

特に後者。初代ラチェクラのBBBはカッコイイ悪役だったのに、今作の扱いは何事か。極悪非道な惑星地上げ屋の彼はどこへ行ってしまったのか。

初代に比べて扱いが悪いのは彼だけでなく、殆どのキャラクターがリストラされている。ヘルガぐらいは出して欲しかった所。一応クリア後のインソムニアックミュージアムには展示されている。

 

逆に敵のブラーグ兵などはキャラ付けされていて、待機中に雑談を始めたりと愛嬌がある。わざわざ戦闘中にアップグレードを勧めてくるガラクトロンショップの店員は商魂たくましい。

 

 あとジャイアントクランクが削除されているのも残念。ビクターという因縁の相手がいるにもかかわらず、最初から最後まで追いかけっこで終わってしまった。それこそジャイアントクランクの出番ではないか。

 

 ボリュームとストーリーに目を瞑れば十分遊べるソフトだと思う。ただ初代のリメイクだと思ってプレイすると肩透かしを食らうかもしれない。

限定版の冊子に開発者のインタビューがあるのだが、開発者曰く「リメイクというよりはこれまでの集大成、つまり再解釈(リ・イマジネーション)」みたいな事を言ってるので、それぐらいの気持ちで遊ぶのがいいんじゃないだろうか。

 ゴールデンボルトの位置などは初代そのままな所が幾つかあるので、記憶を頼りに探し出すのも面白いだろう。