アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝をクリアした

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 アンチャーテッドコレクションの内の一作をクリアした。

 Play at Homeのキャンペーン企画としてアンチャーテッドコレクションが無料でダウンロード出来た。前から遊びたかったゲームだったのでダウンロードした。

ダウンロード後はとりあえず一作目である「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」から遊んでみることにした。

 

 本作はトレジャーハンターである主人公「ネイサン・ドレイク(ネイト)」が秘宝を求めて冒険するアクションアドベンチャーである。

 キャッチコピーは「プレイする映画」こう聞くとムービーゲームのような印象を受けるかもしれないが、実際は全く違う。確かにムービーシーンは何度かあるが、とにかく「映画の中で遊ぶ」と言う部分に注力されている。

 キャッチコピーの通り、体力ゲージやマップなど従来のゲームにあった要素を無くし、より世界観に没入出来るよう工夫されている。

ダメージを受けると視界の色が薄れていき、完全にモノクロになるとミスとなる。

ルートはほぼ一本道で自由度は低いが、逆に言えば固定化されており迷う事は無い。進むという事だけに集中出来る。

 

 世界観を重視する為にヒントなどは少なめに設定されている。作中で崖を掴む場面がかなりあるが、どの崖が掴めてどの崖が掴めないのか、が微妙に分かりやすく絶妙的。

(ここの崖が掴めそうだな)と思って飛び降りたら案の定落ちて、ああああーーデーン…………なんて事もある。

 コンティニューポイントは細かく設定されていてゲームオーバーも無い。ここは冒険家になって気分で色んな所に飛び込んでみよう。作中の言葉を借りるなら「偉業も小さな一歩から」だ

 

 日本のゲームに例えるならゼルダの伝説に近い。ゼルダの伝説からRPG要素を引いてTPS要素を足したのが本作だと思う。

そのTPSだが結構多くて少し疲れる。謎解き要素に期待して進めるとショックを受けるかもしれない。

あまりの敵の多さに、一人でこれだけの相手を倒すネイトは、トレジャーハンターではなく傭兵なんじゃないかと思ってしまう程だ。

 しかし気になるTPSだが、本格的なTPSと比べると優し目となっている。

敵が登場する場面では銃が補充でき、中にはこれを駆使することで銃撃戦を有利に進められる。逆に言えば単純に突っ込めば簡単にやられてしまう。冒険だけでなく銃撃戦でも頭を使わなければならない。

 終盤で雰囲気がガラリと変わり驚くかもれないが、ここを凌げばエンディングまでもう少しなので頑張って欲しい。

 

 

 PS4は持ってるけど洋ゲーは難しそう、と思う人はいるだろう。しかし本作は全体的にやさしめでサクサク進められる。キャプチャーごとにオートセーブされるので少しづつ進めたい人にも安心。

 また難易度を下げれば懸念されている銃撃戦でも簡単に攻略出来る。難易度はストーリーに影響しないので、冒険やお話だけ楽しみたい人は「初級」や「練習」でも問題は無い。ただ一部難しい場面もあり、水上バイクや終盤の探索などは少し厳しい。

 普段ゲームを遊んでいるゲーマーはもちろん、むしろゲームを遊ばない人にも進めたいゲームだ。PS4を持っていてかつ15歳以上であればやっておいて損は無い。