EDで振り返るニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン 13話~16話

◆アニメイシヨンのネタバレ注意な◆ 

 第13話 スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ Part.1

シルバーカラスはサイバーツジギリを生業として生きていた。しかしニンジャである彼も寿命には逆らえず余生をどう生きるか悩む日々。

そんなある日とある女子高生の窮地を救う。彼女の名前はヤモト・コキ。ラスト・ガール~の一件以来ソウカイヤのニンジャに追われていたのだ。

ヤモトを匿いカラテを教えるシルバーカラス。だがそんな彼もタケダチック・アガキ社の社員を暗殺するミッションで負傷をしてしまう。

傷を負いながらも帰宅するシルバーカラス。吐血し自身に残された時間も僅かだという事実に気付き始める。その時笑い爺からのノーティスが舞い込んでくる。それはすぐ近くにいるヤモトへの殺害だった。

ED「Purple My Ghost」Drop’s

ヤモトとシルバーカラスの出会いを彷彿とさせる「あなたは一体誰?」や

これからの出来事を暗示させる「渦巻く私のゴースト」などスワンソングに合った一曲だろう。

力強く大人っぽい歌い方とは裏腹にボーカルの女性は素朴な人である。気になる人はザ・TVショウを見てみよう。彼女のよく聴くアーティストに驚かされるはずだ。

 

第14話 スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ Part.2

己の寿命とヤモトの殺害。二つのタイムリミットが迫る中、シルバーカラスはヤモトに別れを告げる。そしてヤモトを殺すためにソードダンサー、サードアイの二人のニンジャが放たれた。

二人は二手に分かれて行動した。ソードダンサーは脇道へ、サードアイは大通り進んだ。

サードアイの計らいによりソードダンサーとシルバーカラスはマンション「さなまし」で交戦!両者とも油断ならぬイクサを繰り広げるが最終的にソードダンサーはシルバーカラスにカイシャクされた。

一方サードアイはヤモトと交戦していた。サイコキネシス干渉波を使いオリガミを無効化するも新たにイアイを武器にしたヤモトに敗北する。

だが彼をカイシャクしたのはシルバーカラス。卑しいニンジャはヤモトと相まみえる。

ひたすら刀を振り上げるヤモト。しかしシルバーカラスには敵わない。そして二人は倒れ込み、カギ・タナカはヤモトに看取られ最後のインストラクションは終了した。

数日後、ヤモトはシルバーカラスの愛刀「ウバステ」を持ちアケガネ駅のホームにいた。

クローンヤクザから逃げ電車の屋根に着地したヤモトは「少し明るい海」と書かれたタバコを手に持ち、眺めた。

 

ED「もんだな~NINJA MIX~」赤い公園

元々あった「もんだな」という曲に百八を追加して再編集したのが今回のEDテーマ。

前回と同様本編にあった歌詞が魅力的であろう。特に「手伝う男はもういない」のフレーズは元々発表されていた曲にもかかわらずシルバーカラスとヤモトの関係を表現しているようにも聞こえる。

 

第15話 スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード

トットリーヴィルは戦場と化していた。イッキ・ウチコワシ先導のもとレジスタンスなった住民と、それに対するオムラ・インダストリのモーターヤブによって。

ラプチャーとアムニジア、二人のエージェントによりレジスタンスは善戦するも、オムラの企業ニンジャ、エクスプロシブに苦戦を強いられる。

だが高笑いするエクスプロシブの後ろに赤黒のニンジャが語り掛ける。「エクスプロシブ=サン、ラプチャー=サン。そしてドーモ、ユカノ=サン」

ナムアミダブツ!なんとアムニジアと名乗る女性はかつてのユカノだったのだ!!

兄弟子の再開も束の間ラプチャーはエクスプロシブが仕掛けたバクチクによって爆発四散してしまう。

ユカノとリーダーを逃がし、モーターヤブとエクスプロシブを二対一で相手するニンジャスレイヤー。しかしロボ・ニンジャとサンシタなど彼の足元にも及ばなかった!

信じがたいスピードでモーターヤブに設置されたバクチクの信管を外し、ハンマー投げのように投げつける。直撃を受けたエクスプロシブは鉄クズに挟まれ、身体中に隠されたバクチクをニンジャスレイヤーに点火され爆発四散!インガオホー!

トットリーヴィルの反対側へ駆けつけたニンジャスレイヤー。ヤグラで警戒を続けるアムニジアを見ると、リーダーからオリガミ・メールを渡された。

その内容は本意無いものだったが、ニンジャスレイヤーもオリガミ・メールを返した。

手紙を受け取った事をアムニジアに知らせるリーダー。彼が振り返るともうニンジャスレイヤーの姿は無かった。

 

ED「Fantastic Magic」TK from 凛として時雨

今回のEDはなんと凛として金属酸性雨時雨=サンからTK=サンのエントリーだ。

ドラゴンドージョーのユカノとして、イッキ・ウチコワシのアムニジアとして、二つの揺れる心を表現したポエットな曲だろう。

PV

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余談になるが何故かこの回だけTVショウではゲストがほんやくチームなっていた。

TK氏を呼べなかったのか、それともほんやくチームが出たかっただけなのか。それは誰にも分からない。

 

第16話 アット・ザ・トリーズナーズヴィル

ニンジャスレイヤーはアムニジアが身を置くイッキ・ウチコワシなる組織がどんなものか、見極める為に赤き門を叩いた。

ウチコワシ内の重鎮エージェント、アンサラーによって案内されたニンジャスレイヤーは戦闘エージェント、フリックショットと共に輸送新幹線を襲撃する。

ソウカイニンジャ、プロミネンスも現れるがカラテ主体のニンジャスレイヤーの敵では無く、着々と任務は遂行される。一方フリックショットは新幹線から運び出される偽装物資と上流階級の幼稚園児(と職員)を見て糾弾する。

フリックショットの親指が幼稚園の園長に向けられたその時!ニンジャスレイヤーのアンブッシュが彼を蹴り飛ばした!!ニンジャスレイヤーの攻撃を組織の裏切りと判断したフリックショットは総括を開始。ウチコワシ構成員が包囲しパチンコ・ジツが裏切者を襲う!!

しかしニンジャスレイヤーの巧みな動きによってウチコワシ構成員の陣形が崩れ、フリックショットは窮地に立たされる。忘れた頃に襲い掛かってきたプロミネンスのアンブッシュも軽くあしらわれた。

ニンジャスレイヤーはフリックショットの体を吊り上げ語り掛ける。「私もオヌシらも同じ穴のラクーン。私はそれを知る者、オヌシらは知らぬ者。それが違いだ!」「そして感傷こそが、殺戮者を人たらしめる、最後の……最後の……」フリックショットのメンポからニンジャソウルが吐き出され、爆発四散することなく空気に溶けていった。

イッキ・ウチコワシのリーダー、バスター・テツオは孤児院の寄付の記事が書かれた新聞記事を放り投げ、アムニジアに話しかける。彼曰くニンジャスレイヤーは「面白い奴」だがアムニジアは組織の侮辱に対する怒りを見せていた。

 

ED「NINJA SOUL」GEEKS

劇場支配人のテーマやNEO CYBER MADNESSなど忍殺語を歌詞に含んだ曲はあったが、今回のEDはすべて忍殺語で構成されている。歌詞が忍殺語であり忍殺語が歌詞なのだ。

ハイテンションのプロミネンスの演技やフリックショットの長い台詞など本編で高まった気分をさらに加速させてくれるだろう。

またニンジャスレイヤーと単なる殺戮者は違うのか?と主人公の考えが出てくるお話のEDにはピッタリなタイトルだろう。