その男、凶暴につきを見た

 配信されてなかったのでツタヤで借りてきた。

 「その男、凶暴につき」は1989年に公開された日本映画。北野武が主演を務めつつ監督としてメガホンも取っている。俗にいう「たけし映画」の一つで、中でもこれはかなり有名な作品だと思う。

 感想としてはとにかく過激で強烈。このタイトルがまさにピッタリとも言うべき暴れっぷりで、最後まで興奮が冷める事が無かった。

 そして若い。ビートたけしも白竜も岸部一徳も皆若い。30年前の映画なんだからそりゃそうなんだけど、テレビで見る俳優にもこんな時期があったんだなと妙に感動してしまった。

あとビートたけし演じる我妻が思った以上に暴力的だった。普段まる見えでコスプレしてるじいさんとは思えなかったが、今見てるのはビートたけしではなく北野武なんだなと思うことで納得した。

 面白い映画だったけど配信されておらずレンタルか購入でしか見られないのが残念。そう考えると今の時代ビデオショップも必要だなと思えてくる。