GRAVITY DAZEを終わらせた
グラビティデイズ/重力的眩暈(長いので以下略)を遊び終えた。
PSストアのセールでグラビティデイズ二作がセールでお安くなっていて、買ったまま積んでいたがついこの間一作目だけは終わらせた。
スチームパンクな世界観を自由に飛び回れるのが最大の特徴で、何よりマップが広い!!目につく所はほとんど行ける。むしろ広すぎて「ここまで行って大丈夫なのか」と心配になるくらいだ。
操作方法はやや複雑で、コツを掴むまでは上手く操作出来ずにイライラするかもしれない。だが慣れてしまえば快適に空を飛び回る事が出来る。
ストーリーは面白かったがややボリューム不足。展開は駆け足気味で残された謎も多い。続編ありきなゲームだと思った。
一応サイドミッションによる補充はされている。他にもチャレンジミッションなどのやりこみ要素もあるので少しは遊び応えがある。
サイドミッションは外伝エピソードのような物で、進めていくとそのミッションに応じたコスチュームが貰える。貰ったコスチュームは拠点で着替えられる。
チャレンジミッションはタイムアタックやスコアアタックなどで点数を競いあう
公式の記録を越えるとプレシャスジェム*1が貰える他、トロフィーも解除される。頑張ればギリギリ越えられるぐらいの記録なので、トロコンを狙う人はやってみてもいいかもしれない。
どちらも進めなくても本編はクリア出来るので、おまけ程度に考えておこう。
世界観は前述の通り広大なスチームパンクで、一部異世界のようなダンジョンもある。
敵は黒い物体のネヴィと呼ばれる生物。それぞれにいくつかコアがあり、そこを攻撃すると破壊できる。ただこのコアが敵によっては当てづらく、上手く当たられずに反撃されることもしばしば。しかしテクニックや必殺技を使いこなせば楽に倒すことも出来る。
主人公の褐色少女のキトゥン。ヘキサヴィルで目覚めた彼女は黒猫ダスティの力により自由に重力を 操ることが出来る。ネットではちょろいとか言われているが、優しさへの裏返しなのだろう。
他にも同じ重力使いのクロウや警務官のシドーなど、魅力的なキャラクターが存在するが、ストーリーの短さ故に掘り下げが少ないのが惜しい。次回作に期待だ。
街の人間も重力操作の度にリアクションを起こすが、話しかけられないのが残念。
流石に全員とは言わないが、会話出来るNPCがもう少し欲しかった。
おすすめポイント
突然だが君は、現実世界またはオープンワールドのゲームの中において自由に空を飛び回りたいと思う事はあったか。それも機械や乗り物無しで鳥のように気の赴くままに飛びたいと。これはそういうゲームでそういう奴の為にある。
他のゲームのように深い森や広大な海があるわけでは無い。しかしヘキサヴィルと言う他の何処でも無い都市を、空から旅行出来るのはこのゲームだけなのだ。
登場人物やストーリー、舞台の雰囲気などはジブリの映画作品、中でもラピュタやハウルなどに似ているような気がした。あくまで似ているというだけで関連性は無いが、もしジブリのような世界が好きなら買ってみる事をおすすめする。
ただ操作によってはカメラの動きが激しく、酔う可能性もあるので注意。
PSVita版とPS4版の二種類があるが個人的にはPS4版を勧めたい。
広い世界観を大画面で堪能して欲しいし、続編がPS4のみなので操作に慣れてもらいたい。どちらを買うかは君次第だが。
*1:主人公の強化などに使える