ゼルダの伝説 時のオカリナ3Dをクリアした

 色々やり込み要素は残しているが一旦クリア。

 switchのゼルダの伝説ブレスオブザワイルドがよく話題に上がるのでやってみたいと思っていたが、ブレスオブザワイルドのスローガンは「ゼルダのアタリマエを見直す」なので先に他のゼルダシリーズから入った方がいいんじゃないかと思った。

 私のゼルダ歴は4つの剣だけで3Dのゼルダは未体験。どれから始めようと思ったところ意欲作でもあり人気作でもあるゼルダの伝説時のオカリナを遊ぶ事にした。それも移植された3D版を。

 ゼルダの伝説時のオカリナは1998年11月21日に発売されたNINTEND64用ソフト。後に最初期の3DSに移植されている。

ゼルダシリーズにおいて初の3D作品であり、またこの本作はゼルダ史の三つの歴史の分岐点にもなっており、リアルの世界でもゲームの世界においてもかなり重要な作品である事は間違いない。

 

 時のオカリナでは過去と未来二つのハイラルが舞台となる。二つの空間を移動することでギミックを解決していく。最初この設定を聞いた時は「ドラクエ7みたいでめんどくさそうだな」と思った。しかし過去と未来を行き来する回数は割と少ない。やり残した事がなければサクサク進む。

 ゼルダシリーズ初の3D作品となる本作の鍵は、Lボタンを押すことで対象に注目する「注目システム」だ。その名の通りボタン一つで敵や仕掛けなどに注目出来る画期的なシステムで、謎解きが醍醐味となるゼルダの攻略に一役買っている。このシステムを応用することでナビィ *1がヒントや敵の弱点を教えてくれる。極めて初心者にはありがたいシステムだ。

  攻略のヒントはこれだけではない。スタート地点のリンクの家と時の神殿に置かれているシーカーストーンを調べれば次に向かう場所や謎解きのヒントを見ることが出来る。場所が場所だけに頻繁に見ることは出来ないが、それでも十分な手助けになる。

 

 ロード後の開始地点は子供時代はコキリの森のリンクの家から、大人時代は時の神殿から、ダンジョン攻略中はそのダンジョンの入り口からスタートする。

セーブした所からじゃないのが少し不便だが、逆に利用すれば帰りまでの時間を短縮したり、面倒な仕掛けから脱出したり出来る。この辺は捉えようによると思う。

 移動手段だいたい徒歩だが、迷いの森でショートカットしたり、時のオカリナで各地の神殿にワープしたり、ハイラル平原でのみエポナ*2に乗って移動出来る。

後者二つは大人時代になって解禁されるのでそれが無い子供時代はやや不便だった。

 

 謎解きは大体は頭を捻れば解決する物が大半だが、中には難易度が高い仕掛けもある。特に私のような頭が固い人間にとっては難題だった。

しかし分からないながらも「これはこうじゃないか?」と色々試行錯誤するのも楽しかったし、謎が解けた時の達成感は大きい。3Dになってより顕著になったとも言える。

 初ゼルダにしてはかなり楽しめた。他に迷っている人がいれば勧めたいぐらいだ。

3DS一本あればどこでも楽しめるので是非やってみて欲しい。

*1:主人公リンクの相棒となる妖精 アドバイスをくれる

*2:馬 時のオカリナで呼び出す事が出来る