LIMBOをクリアした

 LIMBOを一通り遊び終わった。

  PSstoreのハロウィンセールで前から気になっていたLIMBOが安かったので買った。

一緒にINSIDEも入っていたがまだやっていない。

 ストーリーは主人公の兄が体を張って妹を探し出す。それだけ。

それだけなのだが、兄の体の張りようが半端では無い。蜘蛛から逃げたり、チェーンソーに飛び込んだり、反重力装置を操作したりと波乱に満ちた冒険をする羽目になる。

故に死亡パターンもえげつなく、プレス機で押しつぶされたり串刺しにされたり感電死したりバラバラに切り刻まれたり機銃で蜂の巣にされたりと、書き出せばキリがない。

直前まで遊んでいたクラッシュバンディクーもドン引きの死にっぷりである。

 

 体を張りまくる兄とは正反対に、我々プレイヤーは頭を使わないといけない。

この謎解きが割と難しく、シンプルながらも色々と苦戦する。失敗する度に兄が死んでしまうので、当人にとってはたまったものじゃないだろう。一応コンティニューポイントは細かく設定されている。

 

 背景はモノクロで殺風景だが味気無いかと言われればそうでも無く、美しいが荒廃した世界観は魅力的である。

操作方法やストーリーは少なく、ギミックや世界観は大きく、この対比がLIMBOの最大の特徴であろう。

 クラッシュバンディクーなど死亡パターンの多いゲームや、ニーアオートマタなどの退廃的な雰囲気が好きな人にはオススメだろう。頭を使ったギミックが多いので、そういうのが得意な人にも勧められるかもしれない。